近年のリサイクルへの意識の高まりは、もはや一過性のブームではなく、特に古紙リサイクル業界は、今やひとつの産業モデルとして存在するに至りました。
「紙」は古代より人がその時折々の想いを伝える情報媒体として、また暮らしの中での大事なわき役としての家庭紙として、あるいは巨大なサプライチェーンを支える梱包資材として、そして近年では新しい可能性としての建築資材として、「紙」はその姿を変え、私たちの暮らしとともにあり続けます。
　私たちは創業以来６０年をこえてなお紙のリサイクルに新しい可能性を見出し続ける美濃紙業株式会社と、板紙メーカー国内最大のレンゴー株式会社の商社機能であるレンゴーペーパービジネス株式会社を母体にし、紙のリサイクルに新たな風を送り込むべく、歴史あるここ下野の地に拠点を置き、創業いたしました。
　紙の技術革新は古紙リサイクルの進歩でもあります。わたしたちは今日の古紙を未来の紙製品につなげる担い手として、その責任を全うします。オフィス・工場から家庭まで、排出される古紙はすべてがゴミではありません。
ゴミのない社会が理想の未来ならば、紙のリサイクルは美しい未来づくりへの正しい「投資」です。　私たちの子供や孫やその先の世代まで、美しい郷土を守っていくため、私たちの活動にご理解・ご支援賜りますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。

宇都宮ペーパーリサイクル株式会社
代表取締役
近藤　行輝